中企庁、再構築補助金を再開 「借り換え」で加点も
第12回事業再構築補助金の公募開始に向けた情報が、3月25日にニッキンONLINEの記事に公開されました!
参考 https://www.nikkinonline.com/article/173967
今回はその内容について書いていこうと思います。
■公募枠の種類が減った!
公募枠:6種類 → 3種類に減少
①成長分野進出枠
②コロナ回復加速化枠
③サプライチェーン強靭化枠
見直し前に枠を設けて支援していた事業者のGX(グリーントランスフォーメーション)や賃上げは、①②の枠内に類型を作って申請を促すそうです。
公募プロセスの効率化に貢献し、事業者が適切な公募枠を選択しやすくなると考えられます。
「これまでは自分がどの枠なのか?」という部分が分からず、ここに時間を取られてしまう事業者さんが多い印象でした。
次回から、公募枠の選択が簡素化されることで、事業者さんは自身のビジネスニーズと公募枠をより簡単にマッチさせることが可能となりそうです。
■借り換えで加点!
「ゼロゼロ融資の借換保証を使う事業者に加点する」が追加されました。
事業再構築補助金は採択されても、資金繰り・
事業者さんの財務状況を改善する取り組みをより強く支援することを目的とした加点で、借り換えを行うことで資金調達を最適化した事業者を評価し、その結果としてより積極的な補助金交付の取り組みが期待されます。
■AIを使用した審査!
公募の審査プロセスにおいては、AIを使用した類似重複案件の排除に取り組む予定です。
これは、これまで同じ計画書の使いまわしが疑われる申請が多くあったこともあり、公正な評価を実施するということだと思います。
計画書の使いまわしなどせず、普通に作成していれば問題ないです。
■事前着手制度の廃止!
通常の補助金のルールは、
公募申請→採択→交付申請→交付決定
ここまで来てようやく補助事業をスタート(業者への発注)してい良いというルールがあります。
事前着手制度というのは、この交付決定よりも前に補助事業をスタートしていいよ。という制度でした。
これは事業再構築補助金は当初、コロナで経営状況の危機にある事業者さんが新たな取組みを行う物に対して補助金を交付するというもので、「そんな交付決定まで待ってたら、経営状況がどんどん悪化してしまうから、いち早く補助事業を取組みたい!」という方のために事前着手制度ができたわけです。
つまり、今回廃止にはなりましたが、通常の補助金ルールになったということになります。
第12回以降の申請をご検討中の事業者さんは、既に初めてしまっている事業ではなく、これから補助金を活用してやろうと考えている事業に対して支援をご依頼いただけたらと思います。
今後、新しい事業展開をしたい! 新規事業をする予定がある!
という方は、公式LINEよりご相談ください!
補助金のすゝめ
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