1.観光地を悩ます“オーバーツーリズム”
観光客が来てくれるのは嬉しいけれど、“集まりすぎる”と…。
新型コロナの行動制限や水際策が緩和され、人気スポットに集中する観光客によって交通渋滞や大行列、ゴミの散乱や迷惑行為など地域への悪影響の懸念が広がっています。
観光を持続可能なものにする上で有効な【持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業】をご紹介します!
2.持続可能な観光の促進に向けた受入環境整備事業とは?
①事業内容
オーバーツーリズムの未然防止や自然環境・文化等の地域資源の保全・活用を通じ、地域旅行者の双方がメリットを享受できる持続可能な観光の促進に向けた受入環境の整備を支援するとともに、持続可能な観光推進に係る国際認証等を受けた地域における面的な設備導入や施設改修等を支援する観光庁主催の事業です。
②補助対象
〔一般型〕
地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者等
〔国際認証・表彰取得型〕
持続可能な観光に関連した国際認証・表彰制度であるGreen Destinations(GD)、Best Tourism Villages(BTV)等の認証・表彰を受けている地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)を対象
③補助率
補助対象経費の1/2
④補助対象経費
〔一般型〕
①トイレの有料化に係る整備
②入域料・協力金徴収のためのオンライン等による徴収システムとその徴収に必要な整備
③自然保護のための保護柵、遊歩道等の整備
④景観に配慮した工作物の整備
⑤光害防止のための照明の整備
⑥バイオトイレ等の整備
⑦ペットボトル削減のための給水機等の整備
⑧パークアンドライドのための駐車場の整備
⑨マナー啓発のためのコンテンツ制作、設備整備
⑩混雑平準化・解消のための予約システムの整備
⑪混雑平準化・解消のための混雑状況の可視化に資するシステムの整備
〔国際認証・表彰取得型〕
持続可能な観光地域形成に向けた受入環境整備・施設改修改修の範囲について、決まった特段の補助メニューは設けません。面的な設備導入や施設改修等により、地域全体で持続可能な観光の促進のための効果が発揮できる整備内容であるかを総合的に審査します。明らかに持続可能な観光の促進につながるとは言えない整備は対象外となります。
⑤募集期間
令和6年4月26日(金)~令和6年6月21日(金)
予算がなくなり次第募集終了
⑥事業スキーム
3.まとめ
本事業では、自然環境・文化等の地域資源の保全・活用やオーバーツーリズムの未然防止に資する整備を行い、地域と旅行者の双方がメリットを享受できる持続可能な観光を促進することを目的とします。カケルでは、その他補助金・助成金などの情報を毎週発信しています。ぜひ公式LINEに登録してください🎶
補助金のすゝめ
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