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来年の公募は2回?ものづくり補助金

ものづくり補助金17次公募の要領はまだ発表されておりませんが、現在判明している内容をご案内します!申請書類の中には、事業計画書はもちろん、加点のための書類など時間のかかるものもあります。書類不備での不採択をなくすためにも、早めに準備をスタートして採択を確実なものにしましょう。

ものづくり補助金とは…

正式名称が「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」というもので、中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。

補助対象経費は多岐にわたっていて、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、原材料費、外注費、知的財産権等関連経費、グローバル市場開拓枠のみ海外旅費、通訳・翻訳費、広告宣伝・販売促進費が補助対象となっています。

来年の支援枠・類型の概要は…

中小企業庁のホームページの資料では、以下のような概要が発表されています。

出典:中小企業庁HP:令和5年度補正予算ものづくり補助金

上記に加え、大幅な賃上げに取り組む事業者への支援があり、補助事業終了後、3~5年で大幅な賃上げに取り組む事業者に対し、100万円~2,000万円を上記各枠の補助上限に上乗せ(申請枠・類型、従業員規模によって異なる、新型コロナ加速化特例適用事業者を除く)される予定です。 賃上げについては、加点項目にも入っていますので大幅な賃上げを行わなくても採択されやすくなります。

こんな方にオススメ!!

ものづくり補助金は製造業の方の応募が多く45%を占めており、他の業種の4倍以上となっています。採択率も69.6%と最も高くなっていますが、新たな機械やシステムの導入、商品の開発等をお考えであれば、他の業種の方でも採択を狙える補助金となっています。

出典:ものづくり補助金総合サイトデータポータル

来年のものづくり補助金の予定は…

以下のような予定が発表されています。

出典:中小企業庁HP:令和5年度補正予算ものづくり補助金

来年の注意点は、令和6年12月10日までに実績報告を完了しなければいけません。 例年より公募回数が少なく2回程度よ予想されています。 上記資料の注意書きにも書かれていますが、無理のない計画のためにも早めに準備をスタートし、17次公募に向けた準備がオススメです。

まとめ

来年のものづくり補助金は、実績報告の期限が年内ということもあり、タイトなスケジュールになる印象です。補助金申請は事業計画書を含め、書類作成に多くの時間と労力がかかります。 早期に準備に取り掛かることに加え、知識のある外部支援のアドバイスを得ることも重要です。

今後、ものづくり補助金の17次公募要領が発表されましたら、また情報を配信いたします。