「新しい機械を入れたい」「新しい事業を始めたい」。
そんなときに使えるのが、2026年に始まった新事業進出・ものづくり商業サービス補助金です。
これまで別々だった「ものづくり補助金」と「新事業進出補助金」がひとつにまとまりました。
使い道は大きく3つの「枠」に分かれています。
| 枠 | こんなときに | 使い道の例 |
|---|---|---|
| 革新的新製品・サービス枠 | 今の事業で、新しい製品・サービスを作りたい | 最新の加工機を入れて新製品を作る/予約・受注システムを作る |
| 新事業進出枠 | 今とは違う、新しい事業を始めたい | 建設業が食品加工を始める/工場や店舗を建てる・改装する |
| グローバル枠 | 海外で売りたい、海外に拠点を作りたい | 輸出向けの製品を作る/海外の展示会に出る |
補助の対象になる主な経費は、機械・システムの購入、建物の建築・改修(新事業進出枠・グローバル枠のみ)、外注費、専門家への謝金、クラウドの利用料、広告・販促費などです。
どの枠でも「機械・システム」か「建物」のどちらかへの投資が中心になります。
補助額の上限は、枠と従業員数で決まります。( )内は賃上げの特例を使った場合です。
| 従業員数 | 革新的新製品・サービス枠 | 新事業進出枠・グローバル枠 |
|---|---|---|
| 5人以下 | 750万円(850万円) | 2,500万円(3,000万円) |
| 6〜20人 | 1,000万円(1,250万円) | 同上 |
| 21〜50人 | 1,500万円(2,500万円) | 4,000万円(5,000万円) |
| 51〜100人 | 2,500万円(3,500万円) | 5,500万円(7,000万円) |
| 101人以上 | 同上 | 7,000万円(9,000万円) |
※革新的新製品・サービス枠は「51人以上」でひとくくりです。
最大額は9,000万円(新事業進出枠・グローバル枠で、従業員101人以上・賃上げ特例を使った場合)。
たとえば2,000万円の機械を買うと、補助は1,000万円、自己負担は1,000万円です。
小規模事業者(革新的新製品・サービス枠)やグローバル枠などでは2/3に上がります。
なお、補助金は後払いです。
いったん全額を自社で支払い、事業が終わってから受け取ります。
資金繰りの計画は先に立てておきましょう。
第2回の公募は次の日程です。
事業計画書の作成や、申請に必要な「GビズIDプライム」の取得には時間がかかります。
年末の締め切りに間に合わせるなら、今月中に準備を始めるのがおすすめです。
「うちの計画はどの枠?」「いくら使える?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。