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【最新】IT補助金2025!解説!

IT導入補助金とは

IT導入補助金とは、業務の効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の促進、セキュリティ対策に取り組むためのITツール導入を支援する制度です。インボイス対応にも活用でき、安価なツール導入も対象になります。

コロナ前の2017年から続いている補助金で、毎年多くの事業者がこの補助金を活用しています!毎年少しずつ要件や補助額などを変えて公募が開始されますので、今年の変更点やポイントを解説します。

申請枠と内容

申請枠は全部で5種類あります。赤字は、新たな拡充点です!

<通常枠>
自社の課題にあったITツールを導入し、業務効率化・売上アップをサポート

◯対象経費:ソフトウェア、クラウド利用料、導入関連費

◯補助額:5万円~450万円 ※プロセス数による

◯補助率:中小企業:1/2、最低賃金近傍の事業者:2/3

<インボイス枠>
インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、PC・ハードウェア等を導入し労働生産性の向上をサポート

◯対象経費:ソフトウェア、クラウド利用料、導入関連費、ハードウェア

◯補助額:~350万円 ※費用科目による

◯補助率:1/2~4/5 ※金額・費用科目・事業者規模による

<インボイス枠(電子取引類型)>

インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援

◯対象経費:クラウド利用料(最大2年分)

◯補助額:~350万円

◯補助額:1/2~2/3 ※事業者規模による

<セキュリティ対策推進枠>
サイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関する様々なリスク低減策を支援

◯対象経費:サイバーセキュリティお助け隊利用料(最大2年分)

◯補助額:5~150万

◯補助額:1/2~2/3 ※事業者規模による

<複数社連携IT導入枠>
業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者のみなさまが連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援

◯対象経費:ソフトウェア、クラウド利用料、導入関連費、ハードウェア

◯補助額:~3,000万 ※費用科目・組み合わせによる

◯補助率:1/2~4/5 ※金額・費用科目・事業者規模による

以上になります。

昨年度に比べて補助率の引き上げや、費用項目が追加されました。

最低賃金近傍の事業者

新たに特例として設けられた「最低賃金近傍の事業者」は通常枠でのみ適用されます。これをクリアすることで、補助率が1/2から2/3に引き上げられます✨️

これは、3か月以上、地域別最低賃金+50円以内で雇用している従業員数が、全従業員の30%以上であることを示した事業者のことをいいます。

まとめ

今年度の締め切りが早かった分、IT補助金が廃止されるかもという声もありましたが、形を変えて来年度も発表予定となりました。今年度は2月から公募がスタートしたため、そろそろ準備をしておいても良いと思います。

弊社はITベンダー登録しているため、スムーズに申請が行えます✨️来年こそ補助金を活用したい方!ぜひ公式LINEからお声掛けください🦒